かつおな

1月の小学校献立では、福岡市内産かつお菜を使ったお雑煮が登場します!

かつお菜の生産者さんにかつお菜について教えていただき、給食でかつお菜を食べる皆さんにメッセージをいただきました!

福岡の正月には欠かせないかつお菜は、古くから福岡で、お雑煮などに使用されてきた伝統野菜で、早良区の入部や西区の橋本を中心に、育てられています。(ふくおかのしょうがつにはかかせないかつおなは、ふるくからふくおかで、おぞうになどにしようされてきたでんとうやさいで、さわらくのいるべやにしくのはしもとをちゅうしんに、そだてられています)

 

名前の由来には諸説ありますが、汁物に入れるとカツオ節がいらない程風味がでることから「かつお菜」と名付けられたと言われています。(なまえのゆらいにはしょせつありますが、しるものにいれるとカツオぶしがいらないほどふうみがでることから「かつおな」となづけられたといわれています)

 

かつお菜を早良区入部で育てている樋口重剛さんによると、お雑煮以外にも煮物や和え物、漬物としても美味しく食べられるかつお菜ですが、お勧めの食べ方は、かつお菜どんぶりだそうです。(かつおなをさわらくいるべでそだてているひぐちじゅうこうさんによると、おぞうにいがいにもにものやあえもの、つけものとしてもおいしくたべられるかつおなですが、おすすめのたべかたは、かつおなどんぶりだそうです)

 

(注:かつお菜どんぶりは親子丼にかつお菜を入れたものです。)(ちゅう:かつおなどんぶりはおやこどんにかつおなをいれたものです)

 

かつお菜は、葉がチリチリに縮れているのが特徴ですが、気温や種によって縮れ具合に差がでるので、よく縮れる種を選別したり、収穫時期を調節したりして、工夫しているそうですよ。(かつおなは、はがチリチリにちぢれているのがとくちょうですが、きおんやたねによってちぢれぐあいにさがでるので、よくちぢれるたねをせんべつしたり、しゅうかくじきをちょうせつしたりして、くふうしているそうですよ)

かつお菜は福岡のお正月には欠かせない野菜ですが、育てられているのは福岡市を中心に、糸島や北九州、粕屋など福岡県内でしか育てられていない野菜なので、他の地域では市場関係者でも、かつお菜を知らない人がいるらしいです。(かつおなはふくおかのおしょうがつにはかかせないやさいですが、そだてられているのはふくおかしをちゅうしんに、いとしまやきたきゅうしゅう、かすやなどふくおかけんないでしかそだてられていないやさいなので、たのちいきではいちばかんけいしゃでも、かつおなをしらないひとがいるらしいです)

お正月のお雑煮に登場するかつお菜ですが、年が明けて1番寒い時期に育ったかつお菜は、糖度が上がり味が濃くなってより一層おいしくなるそうですよ。(おしょうがつのおぞうににとうじょうするかつおなですが、としがあけて1ばんさむいじきにそだったかつおなは、とうどがあがりあじがこくなってよりいっそうおいしくなるそうですよ)

 

 

最近では、福岡から東京や北海道引越した人が、かつお菜の味が忘れられずに、送ほしいと言ってくるそうです。(さいきんでは、ふくおかからとうきょうやほっかいどうにひっこした人が、かつおなのあじがわすれられずに、おくってほしいといってくるそうです)

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