かぼちゃ

福岡市の学校給食で登場する「かぼちゃ」についてご紹介します!

かぼちゃは「夏野菜のカレー」や「ラタトゥイユ」などの煮込み料理はもちろん、ペースト状にして生地に練りこみ「かぼちゃパン」としても給食に登場します!

福岡市西区北崎の豊かな自然に囲まれた畑で、かぼちゃは育てられています。

かぼちゃを育てている田中さんご夫婦です。約4反(約4000㎡)の広大な畑を、たった2人で作業されています。

2月初旬に種を植えて6月頃から収穫します。種を植えるときは畑に畝(うね)を作りますが、苗が育ってくるとかぼちゃの実を載せる台になるベッドを、畝と畝の間に作っていきます。ベッドを作るのは中腰での作業になるため大変だと教えてくれました。

まわりの山に住んでいるイノシシはかぼちゃが大好物、せっかく育てたかぼちゃを狙って畑に入ってくるので、入れないように電気のフェンスを設置しています。

学校給食で子どもたちが食べるので、農薬を使わずに少しでも安全でおいしいかぼちゃにしたいと田中さんはおっしゃっていました。

1玉2㎏以上になる「重量野菜」のかぼちゃは収穫も大変だそうです。

かぼちゃは収穫してもすぐには出荷せず、しばらく寝かせて澱粉が糖に替わるのを待って出荷するそうですが、田中さんは少しでも美味しくなるよう、通常1週間程度で食べられるようになるところを、2週間から1か月くらい寝かせてから出荷しているそうです。

動画では、かぼちゃ栽培の様子はもちろん、収穫時期の判断方法や、おいしいかぼちゃの見分け方も教えてくださっています。ぜひご覧ください!(5分26秒)

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